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【犬】フィラリア予防はいつから?何を?どうやって?

【犬】フィラリア予防はいつから?何を?どうやって?

2023/03/16

そろそろ暖かくなってきたこの時期、犬の飼い主さんはフィラリア予防を始める頃と思います。

動物病院でも初めて犬を飼ってフィラリア症を知らない方や、長年飼っていても詳しく知らない方から「フィラリア予防っていつすればいいの?」「どうすればいいの?」という相談をよく受けます。フィラリア予防は人の手で防げる病気です。犬の飼い主さんは必ず毎年予防するよう心がけましょう。

ここではフィラリア症について解説していきます。

 

≪フィラリア症とは≫

フィラリア症は犬糸状虫症ともいい、その名の通り犬糸状虫という寄生虫によって起こる病気です。

感染した動物の血を吸った蚊に刺されることで感染し、入ってきた小さな虫がやがて犬の体内で大きくなると成虫となって心臓や肺動脈に寄生します。

このフィラリア成虫が心臓や心臓に繋がっている血管をふさぐことで血液循環障害をおこし、咳、腹水、喀血、血尿や呼吸困難など症状があらわれ急死する可能性もある怖い病気です。

 

≪フィラリア予防の開始時期≫

予防方法は後述しますが、一般的に使われる予防薬は厳密には「予防薬」というより「駆虫薬」になります。

すなわち「飲んだら一ヵ月効いている感染を防ぐ薬」ではなく「体に入った可能性のある小さな虫を一か月ごとに駆除することで成虫にしないための薬」です。感染そのものを防ぐわけではありませんが、成虫が引き起こす症状を防ぐために虫が小さいうちに駆除することで病気の予防になります。

予防の開始時期は地域によっても異なりますが、蚊が出始めたら一か月以内に始めていただくことがおすすめです。成虫になる前に駆除することが目的なので、蚊がいなくなってもその一か月後まで予防は必要です。九州北部では4月末~5月上旬から11月末〜12月上旬までが推奨期間となります。

予防をしていない、もしくは期間が空いてしまって駆虫できなかった虫が成虫になると、先述したような血液循環障害、すなわち犬たちにとっては非常に苦しい症状を引き起こします。

予防薬の飲み忘れがないように、特にその年の最後の予防を忘れないように注意しましょう。

 

≪フィラリアの予防方法≫

フィラリア予防は、フィラリア(犬糸状虫)に感染していないことが前提となります。感染していることを知らずに予防薬を投与すると、アレルギーを起こしたり症状が一気に進行する危険性があります。毎年予防を始める前に必ず感染していないか血液検査で調べておくようにしましょう。

予防方法としては、錠剤やお肉タイプといった飲み薬、背中に垂らすタイプのスポット薬、1年間効果のある注射薬といった方法があります。

 

当院ではおやつ感覚で食べられるお肉タイプの飲み薬を用意しておりますので、ぜひお試しください。

同時にノミやダニも駆除・予防できるものもあります。とはいえ、稀にお肉タイプの薬が苦手な子もいます。投薬が難しいという方はお気軽にご相談ください。

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〒841-0052
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佐賀でペットの病気を予防

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